東方妖々夢のPhantasmステージボス「八雲紫」のテーマ曲である。
裏ボスらしく非常に激しい曲で、東方の曲の中でもトップクラスの人気を誇る。

この曲は八雲藍のテーマ「少女幻葬 ~ Necro-Fantasy」のアレンジ曲であると神主コメントにあるが、キャラクターの主従関係やタイトルのシンプルさからこちらがメイン曲であるかのような扱いを受ける事が多々ある。
(もっとも、持ち主の露出頻度としては実際こっちの方が多いわけだが)

ちなみに「ネクロファンタジア」=Necrofantasia とは造語。
necro=死体、死の、などと言った意味を持つ言葉の頭に付けられる語。
 例:ネクロマンシー(Necromancy)=降霊術、ネクロフィリア(Necrophilia)=屍姦愛好者
fantasiaは「幻想曲」もしくは「混成曲」と訳される。混成曲とは要するにメドレー曲のようなものであるが、この場合は今は「フーガ」と呼ばれる技法によって作られた曲の古い呼び名。フーガとは簡単に言えば、同じメロディを複数のパートで繰り返す演奏・作曲方式の事。2回目以降に演奏されるメロディは音程が少し上げられたりする場合が多い。
後世においては「フーガ」と言う区分がメジャーになったため、一般的には幻想曲の文字通り、自由な作風によって作られた幻想的・ロマンチックな曲の事を指す。